私のベランダ菜園の野菜(果物)たちは、開花したり、蕾をつけております。
初心者の私としては、嬉しくもあり、悩ましくもあります・・・
今年は、ピーマンの水耕栽培に取り組みました。(いわゆる「ダメもと」で始めたのですが・・・)
ピーマンは、成長しないくせに、蕾ができ、開花しました。
しかも、蕾が複数できてしまいました。
摘花し、蕾も摘み取ってしまったところ、少し元気を取り戻しました。
しばらく様子をみたいと思います・・・
植物には「頂芽優勢」と言う性質があるそうです。
日光をより浴び、光合成を促進するために、先端の「頂芽」の成長を優先させ、「脇芽」の成長を抑制することのようです。
もう少し理論的に説明すると「頂芽」が「オーキシン」を生成することにより、「脇芽」の成長を促進する「サイトカイニン」の合成を抑制することのようです。(今どきの高校の生物の授業では、こんなことを教えているそうです!)
上の写真は、水耕栽培で育てているゴーヤです。
ゴーヤは、本葉が4~5枚のところで摘心し、「子づる」を数本仕立て、「孫づる」で雌花を咲かせ、実らせるのがセオリーみたいです。
この前まで成長著しいゴーヤの「頂芽」を見ていて嬉しい気分に浸っていましたが、この「頂芽」が「オーキシン」をガンガン合成して、「脇芽」の成長を抑制してるように見えてきました・・・
私は初心者なので、摘心のタイミングはよくわからないですし、摘心を行う度胸もなかったです。頭の片隅で、「もし、失敗したらどうしよう」と考えていました。
しかし「頂芽優勢」のメカニズムを知ってしまうと、この「頂芽」を無性に摘心したくなりました。
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